鶴雅まろうど絵巻物19号
 

ウサギのように耳をそばだて、森の気配に耳を澄ましたことがありますか。
五感の触手を張り巡らせて、あたりの気配をうかがったことがありますか。
エゾリスやエゾシカと同じ視線で阿寒の森を見てみると思わず
声を上げたくなるような驚きの発見がいっぱい!

「……静かに。
なにかがこっちを見てるでしょ」

高田さんが提案するのは、人が野生動物と同じように五感を研ぎ澄まして森の中に立ち、森の獣と同じ視線で風景を味わう散策。つまり「あなたの中で眠っていた野生を呼び覚まし、人が野生化するネイチャーウォッチング」なのです。
新雪に覆われた森の中で足を止めて、高田さんがささやきます。「静かに。目だけであたりを見回してください」。
そういわれて目だけを動かすと、すぐ近くの草の影に一対の目が。キタキツネです。「いた…」と、小さく呟いたとたんに、その声に反応してキタキツネは逃げてしまいました。

鹿笛

鹿笛を使ってさまざまな雌の鳴き声を真似て、
雄の鹿を呼び寄せます。

もし声を出さなかったら、もっともっと長く見つめ合っていられたかもしれません。森の獣を驚かせないように、静かに訪問して、じーっと見るのが“高田流ネイチャーウォッチング”です。

鹿笛で雄ジカを呼び寄せる。
「美人の雌ジカがいるんだって?」

高田さんは数種類の“鹿笛”を使って、巧みに雌ジカの鳴き声を真似ます。その笛を聞くと、自分のハーレムを守るため(あるいは、美人のシカがいるかもしれないという誘惑に耐えきれなくて?)エゾシカが森から姿を現します。ハーレムを守ろうとして姿を現すときは、首のまわりの毛を大きく逆立てて、とても雄々しい姿でやって来たり、雌ジカを求めて現れたときは、自分のおしっこを自分のお腹にかけて男らしさをアピールし、相手に匂を印象づけようとすることもあるそうです。
人が自然と一体化して阿寒のダイナミックな冬を味わう。キタキツネ、エゾリス、シカなどと遭遇し、散策を終えて森から出てくる頃、きっとあなたの中で眠っていた野生が目を覚ましていることでしょう。ここでしか味わえない、五感で感じるネイチャーウォッチングをぜひ体感してください。あなたの中で、きっと何かが変わります。

高田

ガイド&ナビゲーター
レイクスパ たかだ

高田 茂さん

阿寒の森を獣と同じように知っているアウトドアのナビゲーター。朝日にきらめいて最高に美しい「幻のクリスマスツリー」の霧氷鑑賞ポイントほか、さまざまなガイドをしてくれる


エゾシカ

5、6メートルの至近距離でシカと見つめ合う。
シカも人間もドキドキ。

鴨

お問い合せ・ご相談は
あかん遊久の里 鶴雅内
アウトドアカウンターまで



温泉1
温泉2
温泉タイトル

「暖まる〜!」「疲れがとれる〜!」と好評の阿寒湖畔の温泉。鶴雅の温泉博士・成沢勝治さんによると、阿寒湖畔の十四の源泉は、全部微妙に成分が違うのだとか。ちなみに鶴雅の源泉温度は六十度。温泉は地下三十五メートルから汲み上げています。この温泉は阿寒の原生林に降る雪や雨が豊かな森の土を通って、百年かかって湧き出てくる「阿寒百年水」と同じ阿寒の水。温泉のお湯も「無色透明・ほとんど無味・無臭」。温泉は十分浸かって十分休む半身浴が基本だそう。

あかん遊久の里鶴雅
施設マネージャー
成沢勝治さん

成沢


絶景

頂上からの眺めが最高にダイナミック!といわれる国設阿寒湖畔スキー場。右に雄阿寒岳、足元に寒湖を眺めながら、スキー&スノボでパウダースノーを思いっきり満喫できます。
でも、適度な斜度とアップダウンもありますので、景色にばかり見とれていると転んじゃいます。気をつけて!

国設阿寒湖スキー場
TEL0154-67-2881

ロッジ


岡女堂本家に黒豆づくしの新商品

平成十八年四月から鶴雅グループの一員となった「岡女堂本家」に、新商品がお目見えしました。豆の町・本別町産の黒大豆で作ったオリジナル商品を三種詰め合わせたもので、その名も〈豆にまめに黒豆〉。黒豆茶のティーバックには大麦茶がブレンドしてあり、黒豆の甘さと香ばしさが魅力です。黒豆の甘納豆には一五〇余年の伝統が脈々と…。そして、お店の人気商品、素焼きの黒豆には大豆本来のおいしさがギュッ!この黒豆セットで、いしくて体にうれしいティータイムを過ごせそうです。この季節、「岡女堂本家」には冬のやわらかな日差しが入り、とても穏やかな雰囲気です。豆製品の数々と「おかめグッズ(観覧無料)」に会いに、ぜひ立ち寄ってみてください。

豆と茶

〈豆にまめに黒豆〉840円。
(黒豆茶ティーバック8g×5個、
黒豆甘納豆95g、素焼き黒豆50g)

岡女堂外観
佐藤

岡女堂本家 店長 
佐藤文哉さん


岡女堂内観

岡女堂本家
本別町共栄18-8 
TEL0156-22-5981
営:9時30分〜17時30分
(年末年始は変則時間)
休:なし



やまぐち醗酵食品が極めた「くろまめ納豆」

有)やまぐち醗酵食品
本別町南2丁目2-14 TEL0156-22-2342
営:7時〜18時 休:日曜


あかん鶴雅別荘「鄙の座」の朝食で供される黒豆の納豆は、ふくよかな食感と大豆の甘み、そして品の良い香りが特徴です。これは本別町で50年続く「(有)やまぐち醗酵食品」が作ったこだわり納豆。同店の山口絢市社長の指示で、本別町と足寄町の契約農家の大豆畑には、沖縄県与那国島産の天然サンゴカルシウムが入れられ無農薬で栽培。山口社長は昔ながらの鉄釜で煮た大豆を、容器ひとつひとつに手で詰めてゆきます。機械詰めではなく手詰めだから、豆全体が均等に発酵しうま味を生む…。こうして出来上がる納豆はたっぷりのカルシウムを含み、一般の納豆に比べ納豆菌が4割も多いのです。(帯広畜産大学調べ) この一粒にこもる味と力に、職人の精魂を感じます。

山口

50年続く「(有)やまぐち
醗酵食品」の2代目社長、
山口絢市さん。

「光黒大豆」を使った(くろまめ納豆)。
同店では80g210円(別パッケージ)
で販売している。


冬華美タイトル

[阿寒の森ホテル花ゆう香]

「冬華美」の花火大会の会場がホテルの正面というバツグンのロケーションにある花ゆう香。5階6階の客室(レイクビュー側)からは、打ち上がった花火が客室と同じ高さで花開く様子が楽しめます。また、明かりを控えめにした1階のロビーからは、

吹き抜けの窓いっぱいに広がる花火の大パノラマが味わえます。線の高さで開く大輪の花火。ぜひお楽しみください。

花ゆう香

吹き抜け窓

[あかん遊久の里鶴雅]

お風呂に浸かって花火を味わいたいなら鶴雅1階の露天風呂がおすすめです。野趣あふれる露天風呂から、頭上に広がる花火が堪能できます。さらに8階の展望大浴場・空中大露天風呂からは、湖上から打ち上げられる花火を見下ろしながらの温泉入浴が楽しめます。

極上の温泉に浸かりながら豪快な「冬華美」を楽しめば、感動で心まであたたまりますよ。

鶴雅

露天風呂

[あかん鶴雅別荘鄙の座]

しっとりと落ち着いた雰囲気の中で、オリジナルカクテルなどを味わいながら、静かに「冬華美」を味わう。上質な大人の時間の中で「冬華美」を楽しむなら、鄙の座1階「座・バー」のロケーションが最高です。

大切な人と見る阿寒湖の冬の花火が、鮮やかな光の色彩とともに、きっと特別な思い出となって心に刻まれることでしょう。

鄙の座

バー

※一部お部屋によってはご覧いただけない客室もございます。

ICEタイトル

例年なら12月からは厳しい冷え込みが続いて、阿寒湖には厚い氷が張っているのですが、今年の阿寒湖はちょっと様子が違います。12月の終わりになっても、阿寒湖はまだ、いつものような厚い氷が張りません。阿寒湖畔も暖冬の影響を受けているのでしょうか。
 阿寒湖が凍り始めると、阿寒湖では「ICE・愛す・阿寒『冬華美』」のイベントの準備を始めます。まず、氷がいっそう厚くなるように、凍った湖面に穴を開け、湖水を氷の上に汲み上げては凍らせます。時には一晩で5センチも氷を厚くすることができるのです。こうして作った氷は切り出されて、イグルーやステージ、ファイヤー台など、イベントを盛り上げる施設になります。日中は凍った湖の上で、スノーモービルやバナナボート、4輪バギーなどで遊べるほか、お子さんとスケートや氷上すべり台で遊ぶこともできます。さらに、阿寒湖上では阿寒の真冬の風物詩、ワカサギ釣りも楽しめます。
1月21日、午後7時30分からは『冬華美』も始まります。『冬華美』は氷上花火の打ち上げのほか、氷切り体験ができたり?ニセレモニーが開かれたり、氷上ミニゲーが行われたりと、イベントも盛りだくさんです。冷えた体をあたためるには、各ホテルで販売している、1セット300円の「お楽しみセット」がおすすめです。これは、おいしい甘酒や、アツアツの牛乳が飲めて、さらに、その日の気温が記録された氷点下の体験証明書発行も発行されるというもの。阿寒の寒さを記録して持ち帰る、最高の記念になります。どんなに「しばれても」(寒くても)、温泉に入れば心も体もたちまちあたたまりますから、ぜひ、冬の阿寒の寒さと楽しさを満喫してください。

スノモービル

阿寒湖氷上フェスティバル
ICE・愛す・阿寒『冬華美』は
平成19年3月31日まで
開かれています。
問い合わせ:阿寒観光協会
TEL0154(67)3200

スノーモービル他各種
ウインターレジャースポーツも
充実



語り部タイトル
語り部見出し

アイヌ民族は昔から、自然の中に生きる生命の大切さを重んじてきました。
すべての生命は役目があって生きている。天から命を預かって、地上に降ろされたものと考えます。アイヌの人々は鉄道と道路によって、人間は2回も山の腹を切ったと考えます。自然を怖れつつ、自然に感謝して生きてきたのです。

ちなみに阿寒という地名は、(釧路の方から見て)「がっしりしている、不変不動」という意味を持っています。

語り部の集い

鍋タイトル
高根澤

あかん遊久の里鶴雅
北璃宮
高根澤 健太さん


ヘルシー&おいしい

冬の鍋

寒くなるといっそうおいしさが増してくるのが北海道の海の幸。水温の下がった道東の海では、魚介に脂がのって一番美味しく味わえるのがこの季節です。なかでも、タラ、メンメ、カジカ、アブラボウなど、白身の魚はぐっと甘みが増してきます。
アブラボウは、本州で捕れる「ハタ」「クエ」のような味で、道東沖で水揚げされる珍しい魚です。
鍋料理の良さは、まるごと魚がいただけて、栄養のバランスがバツグンなこと。低カロリー・高タンパクで、とってもヘルシー。話題の豆乳鍋もご用意できます。


阿部

日本カーリング協会競技委員

阿部 周司さん

カーリングタイトル

リンク

昭和55年冬。
3人の有志がカーリングを始めました。

常呂町にカーリングが紹介されたのは昭和55年。池田町で開かれた「カーリング講習会」に、3人の有志が参加したことがきっかけ。町民に冬の娯楽と運動を根付かせるのが目的でした。
 当時はまだ本格的なカーリング用のリンクもなかったため、講習から戻った有志は駐車場に水をまいてリンクを作り、ストーンの代わりにビア樽を再利用したものや、同じ花崗岩である墓石をストーンにして使っていました。リンクの近くを通る人を呼び止めてはストーンを投げさせ、は仲間に巻き込んでいったのだそ 当時を振り返って、阿部さんは言います。

「常呂でチームを作って全道大会に参加しました。ところが竹ぼうきを持って長靴をはいたチームに負けたんですよ。やっぱり本物のストーンじゃなくちゃ駄目だ! ということで、高かったけど思い切ってみんなでストーンを買いました。昭和55年頃で1セット16個のストーンで160万円くらいだったと思います」

ストーン

左から2つはビア樽を、3つ目はプロパンガスのボンベを改良した物。一番右は墓石と同じ花崗岩のストーン。


ペナント

展示室には、オリンピックのユニホームやペナントなどが展示されています。

「常呂カーリングホール」はカーリングのメッカです。

カーリングは思った以上にシビアなスポーツで、屋外では気候条件が変化するため、なかなかいいコンディションでプレーができません。そんな時、「はまなす国体デモンストレーション行事」として、カーリングが常呂町で開催されることが決まり、その施設として「常呂カーリングホール」が建設されました。このホールが常呂にカーリングを根付かせる大きな助けになったのです。 そして長野オリンピックでは、常呂町から男女5名の日本代表選手を出すまでになりました。

その後、常呂を舞台にした映画「シムソンズ」が公開。加藤ローサが主演し、大泉洋も出演したこの映画をご覧になった方も多かったのではないでしょうか。

衣装


カーリングは年齢に関係なく、誰でも気軽に楽しめます。道外からは修学予行で体験学習をする高校も増えています。みなさんもこの冬、ぜひカーリングを体験してみてください。

リンク2

ツウなあなたのカーリングまめ知識

・カーリングの発祥は15世紀のスコットランド。高度な戦略が必要なことから「氷上のチェス」とも呼ばれます。

・ストーンの直径は約30cm、重さは約20kgです。石はスコットランドのアルサクレイグ島産が主流。

・リンクの上は「ペブル」(人工的な氷のつぶつぶ)が付けられ、ストーンがよく滑るように工夫されています。

・ペブルを作ったりリンクのコンディションを管理する人を「アイスマン」と呼びます。



渡辺

網走グランドホテル
総料理長
渡辺 史彦さん

網走グランドホテル

鹿肉と鴨のスモーク

スモークという料理法は、洋の東西を問わず使われてきました。火を使うスモークを「温燻」、マリネなどを「冷燻」と呼び、保存食の一種です。
 桜、ヒッコリー、ブナ、クルミなどの木のチップを使って、魚や肉をスモークすると、独特の香りが着いた燻製が出来上がります。
 網走グランドホテルでは、オホーツクの海で捕れた新鮮なサケやカキ、ホタテなどの魚介のほか、野趣あふれるエゾシカ肉のスモークやカモの胸肉のスモーク料理もお出しします。ほかではなかなか味わえない、オホーツクならではの食材をいかしたスモーク料理、ぜひお楽しみください。

カモの胸肉

カモの胸肉のスモーク

鹿肉

エゾシカ肉のスモーク