鶴雅まろうど絵巻物 vol.34 2010年秋号

ライトアップされた阿寒の森を従え、夜空に炎が舞い、人々は歌い踊る

秋の阿寒湖の風物詩ともいえる恒例の野外公演、「イオマンテの火まつり」が、今年も2カ月間に渡って開催されます。今年は、会場であるアイヌコタン特設ステージによりドラマチックな演出が施されたり、楽器演奏にも厚みを増すなど、さらにバージョンアップしています。神々を迎え、観客を魅せる迫力のステージが夜ごと幕開けます。

阿寒湖の秋恒例ロングラン野外公演イオマンテの火まつり2010 10/1(金)〜11/30(火)

アイヌ古式舞踊がユネスコ
「世界無形文化遺産」に登録。喜びあふれる舞台に。

 アイヌが崇めるアペカムイ(火の神)。その象徴である生火が舞い上がり、アイヌ民族に伝わる伝統の歌と楽器演奏、そして舞踊が繰り広げられます。1度見てみたい。1度見たらまた見たくなる。そんな人気イベントの演出・プロデューサーを務める秋辺日出男さんに、今年の新しい魅力を聞いてみました。
「今年の野外ステージは、ライトアップしたマツやカエデ、ハンノキなどの自然林をバックに作っているのでとても幻想的です。阿寒の森の神聖さに誰もが感動するでしょう。また出演者たちの歌や踊り、楽器演奏もさらにレベルアップしています。これは厳しいレッスンの積み重ねによる向上もさることながら、2009年にアイヌ古式舞踊がユネスコ「世界無形文化遺産」に登録された事も背景にあります。
自分たちの文化が世界に認められた事で、出演者たちは阿寒湖コタンのアイヌとして誇りを新たにし、より熱い演舞を繰り広げることができるのです。またアイヌ民族の弦楽器『トンコリ』演奏者が1名から2名に増え、サウンドにも奥深さが生まれています。さらに磨きがかかった演舞・演奏と、効果的な演出の数々にご期待ください。私たちは、世界が注目し始めた『アイヌ』のプロフェッショナル・エンターテインメントをご覧に入れます」。
このように、今年の見どころを語ってくれた秋辺さん。その口調からも気迫が伝わってきます。
阿寒の大自然に感謝を捧げ、人々の平和を願う伝統の祭り。ムックリの響きは風のように夜空をふるわせ、トンコリの音色は夜のしじまに透き通ってゆく…。美しく、荘厳なアイヌ舞踊のショーを、ぜひお楽しみに!

イオマンテの火まつり

ライトアップされた、円形の野外ステージで夜毎演じられるアイヌ古式舞踊は観客を幻想の世界へ誘ってくれます。

秋辺日出男さん

秋辺 日出男さん

「イオマンテの火まつり」の演出・プロデューサーを努める秋辺さんは、阿寒アイヌ工芸協同組合の専務理事でもあります。「2年後には、阿寒湖温泉街待望の『常設シアター』が建設される予定。そのためにもプロらしいショー演出を磨きあげてゆきます」

イオマンテの火まつり 2010

開催期間 : 10月1日(金)〜11月30日(火) 
※10月9日は「第61回まりも祭り」のため休演
時  間 : 21時〜21時30分
場  所 : 阿寒湖温泉街アイヌコタン屋外特設会場
※雨天時はオンネチセにてアイヌ古式舞踊公演となります。
入場料 : 大人1,000円(前売り900円)小人500円(前売り450円)
問い合わせ先 : NPO法人 阿寒観光協会まちづくり推進機構
        TEL0154-67-3200

まだあります秋の阿寒湖温泉街 名物イベント

アイヌ民族に伝わる口承文学を音と光のパフォーマンスにアイヌ英雄叙事詩 座(The)ユーカラ

ユーカラ(サコロベ)とはアイヌ民族に代々伝わる口承文学で、その素晴らしき芸術性は国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、世界的にも高く評価されています。自然を尊び、自然と共存するアイヌ民族の暮らしの中にはいつも歌や踊りがありました。動物や自然、狩猟や遊び。愛情や喜び、悲しみ。それらがあふれる悠久の物語の中から、阿寒湖アイヌに伝えられる雄壮な英雄伝説が繰り広げられます。

アイヌ英雄叙事詩 座(The)ユーカラ

■主催:阿寒アイヌ工芸協同組合 ■会場:アイヌコタン オンネチセ ■入場料:大人1000円、小学生500円 ■問合せ先:TEL 0154-67-2727

まりもを守る儀式第61回まりも祭り10月8日(金)〜10日(日)

 今年で61回目を迎える「まりも祭り」は、阿寒湖のまりもを大切にし、自然への感謝を表すために始められた祭事です。この日、まりもを乗せた丸木船が阿寒湖からやって来て、タイマツ行進とともにアイヌコタンへ運ばれます。そして儀式が始まり、翌朝再び「アィアィヤー」の囃し声に送られて、まりもは丸木船で湖へと返されます。※悪天候の場合は中止になる場合があります。

第61回まりも祭り

カムイに通ずる祈りの火千本タイマツ11月30日(火)まで連夜開催

 旅行者の皆さんが参加できるロングランイベントです。阿寒湖から迎えた聖なる祈り火を掲げ、湖から温泉街を抜け、そしてアイヌコタンへと行進!夢や願いごとを書いた祈りをカムイニ(神の木)に納め、炎とともに神の国へと送ります。皆さんの夢が、天へと届きますように…。

集合時間:20時15分(行進スタートは20時20分〜)
集合場所:ニュー阿寒ホテル 湖岸側遊歩道
セレモニー:20時50分〜アイヌコタンにて
参加ご希望の方はホテルフロントまでお申し出ください。

第61回まりも祭り

定山渓鶴雅リゾートスパ森の謌(もりのうた)

この夏誕生した8つ目の館。
「森の謌」が奏でる、秋の物語。

今年8月にオープンしたばかりの定山渓鶴雅リゾートスパ「森の謌」が、秋を迎えてさらに芳醇な時間を
したためています。豊かな森の中、そのエナジーを享受しながら過ごす森の時間へとご案内いたしましょう。

【ほまれの紅葉】

美しき渓谷の温泉地があでやかに。

札幌市街から南へ約26キロメートル。定山渓温泉は豊平川の渓谷美に抱かれた温泉地で、「札幌の奥座敷」と呼ばれ親しまれてきました。開湯から140年続く歴史の誉れ高い温泉地ですが、多種多様な草木に恵まれた、豊かな自然環境も特徴のひとつです。その定山渓温泉がもっとも美しいと讃えられる季節…。それこそが秋。大きな山々が紅に燃える紅葉シーズンに、「森の謌」も華やいでいます。「森の謌」敷地内の散策路をお散歩するだけで、心にしみる色彩や実りの香りをいっぱいに感じることでしょう。

ほまれの紅葉
【ウエルカム・ツリー】

 「森の謌」のエントランス前で迎えてくれるのが、シンボルツリーの「プンゲンストウヒ」。葉に銀青色のワックスがかかり、美しい色合いと姿かたちで愛されるコニファーです。この大きな「プンゲンストウヒ」も、秋の色彩の中で堂々とたたずみながら、お客様をお迎えしています。エントランスへ向かう前に、少しだけこの木の下でたたずみ、そっと深呼吸をしてみてください。フィトンチッドのシャワーが優しく「ウエルカム」とささやいてくれます。

ウエルカム・ツリー
【くつろぎラウンジ】

 エントランスから森のギャラリーを抜けてゆくと、「森の謌」の象徴ともいえる「森ラウンジ」が広がります。そこは、水や火など、森の営みに欠かすことのできない大切なモチーフを配したくつろぎ空間。たとえば「水のカーテン」。これは天井からしたたり落ちる細い滝のカーテンで、透明な細い糸を見ているだけで、気持ちがしっとり潤ってきます。そしてラウンジの中央にあるのは、皆が集まる暖炉。ここでマシュマロを焼いたり、ライブラリーコーナーからお気に入りの本を見つけてきて気ままに時間を過ごしたり…。ここは暖かくやさしい、森のゆりかご。そして暖炉を囲む鉄のオブジェは天へと登り、その姿は雄壮な森の大樹をイメージさせます。
 また、ラウンジから外を望むと、そこには滝を配した庭園オブジェが…。秋の日暮れはあっという間で、気づけばそこは蒼い夜。幻想的な灯りがともり、秋の夜をロマンチックに彩っています。

くつろぎラウンジ
森ビュッフェ
【できたてごちそう】森ビュッフェ

 ここは森の迷い道?ファンタジックなワインセラーのトンネルを歩いてゆくと、たどり着くのは、おとぎ話しに登場するような森ビュッフェ。ここはなんでもできたて焼きたて。おいしい湯気が香り豊かにあふれています。熱々に焼いたピッツァやオーブン料理、お釜で炊いたごはんに焼きたてワッフル。完熟野菜のスープやフレッシュジュース、ケーキなど…。秋がたわわに実るレストランで、多彩なごちそうに心、踊らせましょう。

【健やかにここちよく】ゲストルーム

 枕や寝具、ソファ、BGMに至るまで…。やすらぎや快適さにこだわったアイテムが勢ぞろい。それぞれのルームカラーは森の四季を奏でており、岩盤浴付きスパルームも登場しています。

ゲストルーム
森スパ&トリートメント
【美と健康のオアシス】森スパ&トリートメント

 鳥たちのさえずりや木々が揺れる音。そんな森のざわめきをBGMにしたスパゾーンです。明るい大浴場に森に囲まれた露天風呂、そして木々の潤いが伝わってくるエステルームなど、美と健康を引き出す空間が数々。女性用大浴場にはブラックゲルマニウムの岩盤浴(10席4床)も完成し、ステイのお客様にはいつでも存分にご利用いただけます。神経痛や腰痛、冷え性の緩和やデトックス、美肌効果も期待できるブラックゲルマニウムの岩盤浴ですから、夏の疲れもいやされて、すこやか笑顔になれそうです。

【ひみつの隠れ家】森BAR

 秋の夜長を楽しむために、ラウンジの一角にあるバーへ行ってみませんか?カウンターは長さ7メートルの無垢材を設えたぜいたくな質感。ここでシングルモルトを選び、森の隠れ家時間を心ゆくまで。

森BAR

〒061-2302 北海道札幌市南区定山渓温泉東3丁目192番地 Tel.011-598-2671 Fax.011-598-2712

http://www.morino-uta.com/

■総客室数54室:定員182名(露天風呂付コテージ 4室・ペット同伴客室 3室)
■ラウンジ:水のオブジェ/暖炉/リスニングルーム/ライブラリー/バー/ショップ
■1F スパ:大浴場/露天風呂/リラクゼーションルーム/ピローギャラリー/湯上がりラウンジ/コインランドリー
■1F エステルーム:1人部屋2室・2人部屋1室/メンズエステ/フットマッサージ/整体
■1F ビュッフェレストラン:ワインセラー・ワインセラーを眺めるシガールーム隣接
■バンケットホール:和室会場4室/小会議室/和懐石個室2室

ソムリエのつぶやき その 28

10周年の感謝をこめて…。「鶴雅ワインの夕べ 10年祭」が11月下旬に。

 毎年晩秋に開催している「鶴雅ワインの夕べ」を今年も11月下旬に行う予定です。今年は10周年の節目の年ですから、みなさまへの感謝の気持ちを込めた会にしたいと考えております。鶴雅グループのソムリエ7名がそれぞれに厳選する7種のワインに加え、10年祭にふさわしいプレミアムワインもご用意する予定です。特別メニューのビュッフェを囲みながら、楽しいひとときをお過ごしください。参加ご希望の方・お問い合わせは鶴雅予約センター TEL0154-67-4000までお気軽にどうぞ。“詳しくないから…”という気後れは無用です。ワインに興味がある方やワイン好きな方。たくさんの方にお会いできることを楽しみにしております。

あかん遊久の里 鶴雅ソムリエ 鵜沼 聡志

あかん遊久の里 鶴雅
ソムリエ 鵜沼 聡志

鶴雅グループ限定ワイン登場!

鶴雅グループ限定ワイン登場!

「Salvatore〈サルヴァトーレ〉」
 「サルヴァトーレ」は、イタリア・モリーゼ州の、最も新しく最も注目を集めている生産者です。その「サルヴァトーレ」はこれまで日本に輸入されていませんでしたが、今年から仕入れが可能となったのです。そこで鶴雅グループはいち早くこの「サルヴァトーレ」を買い付け、グループ各館でご提供できる運びとなりました。北海道では鶴雅グループでしか味わえない希少なワイン…。ぜひともご堪能くださいませ。

サルヴァトーレ 2007 Biberius〈ビベリウス〉グラス630円 ボトル3,500円
プラムやブラックチェリーなどの果実味が強くスパイシーなワイン。
鶏のトマト煮やジビエの赤ワイン煮、ピッツァなどにも良く合います。

北海道指定の天然記念物。キムアネップ岬を紅く染める「サンゴソウ」

北海道指定の天然記念物。キムアネップ岬を紅く染める「サンゴソウ」

このサンゴソウ。実は俗称で、正式名称は「アッケシソウ」。 北海道東部の厚岸町 ・ 厚岸湖で発見されたので「アッケシソウ」とされましたが、本家厚岸湖のアッケシソウはすでに絶滅。この紅のじゅうたんは、とても希少な風景なのです。茎が紅く紅葉する事も珍しい特徴です。

問い合わせ:
佐呂間町経済課商工観光係 TEL01587-2-1200

 サロマ湖の東南に細く延びているキムアネップ岬には、秋に紅く紅葉する珍しい植物、サンゴソウの群生地があります。約10ヘクタールに及ぶキムアネップ岬のサンゴソウは、8月下旬ころから色づき始め、9月20日すぎころが最盛期。そして10月上旬まで見ごろは続きます。 このサンゴソウは謎が多い植物とされてきましたが、近年研究機関によって、「塩分を含んだ湿地に生息し、明るい場所を好み、根が浅いためほかの植物に侵食されると弱ってしまう」などの特性が分かってきました。湿地面積が減ってしまうと、サンゴソウの群落も小さくなってしまいます。ですから、サンゴソウは自然環境を映す鏡ともいえるのです。

その希少な植物と環境保全のために、地元佐呂間町では、サンゴソウを守るための保全作業を行っています。夕日の時間や、朝日が上がる早朝5時ころはキムアネップ岬のサンゴソウを見るにはドラマチックな時間。空も大地も紅く染まる、秋の共演は素敵です。

佐呂間町経済課商工観光係長中村直樹さん

佐呂間町経済課商工
観光係長
中村直樹さん

ルート238の立ち寄りスポット

道の駅 サロマ湖「物産館みのり」

オホーツクエリアに来たなら、ぜひ立ち寄ってみたいのがここ。例年観光雑誌の人気投票でも上位にランクする「道の駅サロマ湖」です。特産品のカボチャやホタテを使ったお土産品やその場で味わえるおいしいものが、とにかく多彩。〈かぼちゃまんじゅう〉やホタテ入りホワイトソースの〈帆立まんじゅう〉各300円、〈帆立カレー〉450円に、なんと〈帆立ソフトクリーム〉300円まで !気になる名物がいろいろ待っています。

道の駅 サロマ湖 「物産館 みのり」
道の駅 サロマ湖 「物産館 みのり」
佐呂間町字浪速121-3
TEL01587-5-2828

【営業時間】
10月中旬〜4月下旬/9時〜17時
4月下旬〜10月中旬/9時〜18時
【定休日】なし

〈帆立貝焼き2玉〉300円。さすが地元産! 身がふっくらぷりぷりで、濃厚な味が自慢の1番人気商品です。

青い秋空と大きな鮮やか
お花畑フラワーガーデン「はな・てんと」

暖かな網走市は秋まで花ざかり。網走天都山の、フラワーガーデン「はな・てんと」は、冬はスキーゲレンデになるレークビュースキー場の斜面を利用した花園です。8月上旬からとりどりに開花し、見ごろは10月上旬ころまで。約3.5ヘクタールという広大な敷地いっぱいに、サルビアの赤や紫、マリーゴールドの黄色があざやか色彩と香りを競っています。たおやかな丘陵の大地を埋め尽くす花々は実に約8万株。その花々は、2002年から網走市内の約27団体によって整備・手入れされているもので、市民らの丹精によって今年も美しく秋空のもと咲いています。入場は無料で、場内には休憩スペースも完備。網走自慢のフラワーガーデン「はな・てんと」で、さわやかな秋の花園散歩を楽しんでみましょう。

お花畑フラワーガーデン「はな・てんと」

【開放時間】7月上旬〜10月中旬
【入園料】無料

お問合せ先
網走市経済部観光課
〒099-2421 北海道網走市字呼人15-2
電話:0152-44-6111
ホームページ:http://abashiri.jp/adopted

網走監獄博物館

 「博物館 網走監獄」は「網走刑務所旧建築物群」を保存公開する野外博物館です。東京ドーム3.5個分という広大な敷地には20棟以上建築物群が点在しており、とても見応えのある博物館です。また「博物館 網走監獄」は季節の花が美しい事でも知られております。
また、「監獄歴史館」にある「体感シアター」では、網走と旭川を結ぶ中央道路を切り開くために働いた囚人たちの物語が上映されており、過酷な日々を支えた囚人と監修を実話を元に再現しております。

博物館 網走監獄
網走市呼人1-1 TEL0152-45-2411
【開館時間】11〜3月/9時〜17時 4〜10月/8時〜18時
※入館は閉館時間の1時間前まで
【休館日】なし
【入館料金】
大人1,050円、高校生・大学生730円 小・中学生520円
※「北天の丘」フロントに割引券有り

博物館 網走監獄

網走秋の人気イベントinfo

モヨロの夜祭りカムバックサーモンin網走湖

北方の民「モヨロ人」の住居をイメージしたテント村では見て食べて体験できるあれこれいっぱい。鮭の遡上を間近で見る事もできます。

モヨロの夜祭り

期間:9月25日(土)〜10月31日(日)
時間:19時30分〜21時
場所:網走湖畔特設会場(呼人浦キャンプ場)
問い合わせ:TEL0152-44-5849(網走市観光協会)

感動の径ウオーク

秋空のもと、キカラシやひまわりの咲く「感動の径(みち)」を歩くイベント。コースは15km、10km、5kmの3種。網走の秋の味覚やバーベキューも楽しめます。

感動の径ウオーク

開催日:10月2日(土)
集合場所:網走市藻琴・網走原生牧場観光センター
(スタート・ゴール地点)
参加料:
大人1,000円、小学生500円 ※昼食会費含む
問い合わせ:
TEL0152-44-5849(網走市観光協会)

おおにしのぞみのココロ遊久日記

大西 希(おおにし のぞみ)

阿寒湖畔育ちの27歳。鶴雅グループ代表取締役社長、
大西雅之の長女。現在、ブレッド&スイーツカフェ
「パン・デ・パン」代表取締役。「あかん遊久の里鶴雅」支配人。

今年6月1日から、「あかん遊久の里 鶴雅」の支配人に就任した大西希(のぞみ)です。5年前、ブレッド&スイーツカフェ「パン・デ・パン」の代表取締役という肩書きをいただき、社会人1年生と鶴雅グループのマネジメントメンバーとしての両方のスタートを切ったのは、ついこのあいだのような気がします。そして今。日本の、北海道の、阿寒という地で暮らして、たくさんのお客様をお迎えする毎日を実感しつつ…。このコーナーで、私の“これまで”や“現在”や“これから”などを綴らせていただきます。

シンガポールの旅行会社「Follow Me Japan(フォロー・ミー・ジャパン)」のツアーで添乗した時の写真。

シンガポールの旅行会社「Follow Me Japan(フォロー・ミー・ジャパン)」のツアーで添乗した時の写真。左から5番目が大西希。

続・半年間のシンガポール研修を終えて思うこと。

自然と食とそして“日本人の美徳”が北海道の魅力。

 私は昨年11月から今年5月まで、シンガポールの「Follow Me Japan(フォロー・ミー・ジャパン)」という旅行会社様で研修勤務をしていました。その時、日本にいる時は当たり前だと思っていた日本の良さや美徳、さらにはリゾート地としての北海道の課題など、いろんなことを実感しました。今回は、そんなあれこれをご紹介します。
 シンガポールの人々は世界中を旅慣れして、いわば旅行のエキスパートともいえます。そんなシンガポールの人々の人気の旅先が「北海道」なのですが、いったい皆さんは、何を求めて北海道へ来てくれると思いますか? それはまず第1に、食と自然です。新鮮な海鮮料理や乳加工品、広大な自然美などは、やはり北海道の魅力なのです。そしてもうひとつ。シンガポールを始め世界の人々が認める日本の素晴らしさがあるからです。それは「安心感」であり「きめ細やかなおもてなし」。日本で暮らしていると、分刻みで時間を守ることや、どんな仕事でもていねいにやり抜くことが当たり前ですが、これは日本にしかない素晴しい文化だと気付きました。世界を旅慣れている人たちが、「日本は食も商品も安全で安心。人々もていねいにもてなしてくれ、信頼できる。だから日本の北海道にまた行きたい」と言ってくれるのです。うれしい事です。

半年間のシンガポール研修

何度でも来たくなる、何日でも滞在したくなる北海道に。

 ですが、逆に日本人らしい美徳によって成長を止めているなぁと感じる部分もあります。日本人は謙遜をしますから、観光サービス業においても、「そんなに高額な料金を受けては申し訳ない」と思いがちです。ところが、手頃な価格で!せっかくの食やサービスを提供してしまっては、新たな設備投資に繋がらず、結果、何回でも長期滞在したくなるリゾート地への飛躍ができません。北海道がもっとたくさんの魅力や楽しみ方ができるリゾート地になれば、「これまで3回くらい北海道へ行ったから、もう飽きてしまった。」と言うシンガポールのお客様はいなくなるかもしれません。北海道はアジアのお客様にとって憧れの旅行先です。ライバルにはヨーロッパやニュージーランド。その期待にお応えできるよう、視野を広く、日本の皆様にも誇っていただける旅館造りを目指して行きたいと思います。

パンデパンショップでおいしい朝!

パン・デ・パン通販で「十穀ブレッド」&「ライ麦パン」をお取り寄せ♪

パン・デ・パン通販で「十穀ブレッド」&「ライ麦パン」をお取り寄せ

ブランジェ(パン職人)が、北海道産小麦と阿寒の名水で作り上げた自慢の逸品をオンライン・ショップで購入することができます。クランベリー風味の「十穀ブレッド」700g840円は、十穀の香ばしさとクランベリーの甘酸っぱいコントラストがたまりません。カリッとした表面の食感や深い味わいも酵母パンならでは。クルミとカレンズが入った「ライ麦パン」700g840円はプレーンとヨーグルト風味の2種があります。ヨーグルト風味に練り込まれているヨーグルトは、北海道東部の興部町で酪農業と乳製品製造を行う「ノースプレインファーム」産で、ちょっぴり酸味が香る風味豊かなライ麦パンになっています。送料は北海道内525円、北海道外1,050円。

いつでも気軽にパン・デ・パンをどうぞ!

いつでも気軽に
パン・デ・パンをどうぞ!
http://www.akan-pandepan.com

お風呂な一日

あかん遊久の里 鶴雅

8階の空中露天風呂「天女の湯」で紅葉の阿寒湖を見渡す贅。

 鶴雅といえば、1階と8階に設えられた意匠大浴場が自慢です。1階の和風大浴場「豊雅殿」はそれぞれに趣をこらした8つの浴槽にサウナ、そして阿寒湖に抱かれた庭園露天風呂「鹿泉の湯」が、多彩な湯浴みを楽しませてくれます。一方、8階にある展望大浴場「天の原」も眺望とリラクゼーションが魅力のおおらかスパ。特に鶴雅名物ともなっている空中露天風呂「天女の湯」では、阿寒湖の大パノラマを見渡すことができ、紅葉に色づく秋の雌阿寒岳、雄阿寒岳は圧巻です。

◆日帰り入浴(17時まで)/大人1470円、4歳〜小学生735円(ワンドリンク付き)、
 昼食付き日帰り入浴(要予約)も好評。

詳しくはこちら

あかん遊久の里 鶴雅8階の空中露天風呂「天女の湯」

阿寒の森鶴雅リゾート 花ゆう香

日ごろの疲れをやさしくいやす源泉100%の掛け流し温泉。

 花ゆう香の温泉は源泉100%の掛け流し。加水していないからお湯はちょっぴり熱めですが、それこそ源泉そのままの証なのです。ですから温泉通にも人気。神経痛や筋肉痛、関節痛や五十肩などにも効能を期待できるといわれる新鮮な単純泉が、いつでも蕩々と掛け流されています。陽光ふりそそぐ明るい大浴場には、ジャグジーやサウナ、女性を気遣うパウダールームが完備。花ゆう香に宿泊のお客様は、バラエティな鶴雅の温泉を利用することもできます。

詳しくはこちら

阿寒の森鶴雅リゾート 花ゆう香 日ごろの疲れをやさしくいやす源泉100%の掛け流し温泉。

あかん鶴雅別荘 鄙の座

客室露天風呂と大浴場で湯三昧。岩盤浴場でリフレッシュも。

 鄙の座のお部屋は全室露天風呂付き。ですからいつでも心ゆくまま、温かな湯に浸りながら色づく阿寒湖や星降る夜空を眺めることができます。プライベートスパをたっぷり堪能した後に、大浴場でリラクゼーションを楽しむのもまた湯三昧の愉楽。木の匠が美しい6階「石室の湯 銀の雫」と7階「石室の湯 金の弓」から望む阿寒湖の姿もまたひときわです。両階の大浴場には岩盤浴場も併設されているので、いっそうの美肌と健康のために、ぜひごゆるりと…。

詳しくはこちら

あかん鶴雅別荘 鄙の座 客室露天風呂と大浴場で湯三昧。岩盤浴場でリフレッシュも。